肝細胞癌

こんにちは、おかちゃんです。

現役の頃は仕事でがん登録をやってました。
国立がん研究センター(略して国がん)から、資格登録ももらって。初級だけど(笑)

そこで、知り合いの肝細胞癌を久しぶりに調べてみます。
えっと、本人が、「ステージ2」と、言っているので、仕事とは違い、逆引きです。
がん登録では、腫瘍の直径、個数、脈管侵襲、多臓器転移等、カルテの放射線科読影医のレポートと、病理診断医の病理組織検査のレポート、そして、他院からの紹介状をもとに、発症日、治療歴、これまでの抗癌剤治療の有無等等、様々な項目を登録して、最終的に、TNM分類、そして、ステージを割り出し(と、言っても、ちゃんとした主治医は、全てカルテに記載してくれていますが)国がんの準備したがん登録のシステムへ登録します。
とても重要な仕事で、登録項目は100にも及び、がん拠点病院の大事な仕事です。
放射線科の読影医は、病理組織の検査結果なんてあまり読まないだろうし、病理医も、放射線科読影医のレポートなんて、興味ないし読まないかもしれない。

それを全て読むのが主治医と診療情報管理士!

知り合いが、〈ステージ2〉と言っているので、遠隔臓器への転移は無し。そして所属リンパ節への転移も無さそうです。

上の写真の緑色の枠がステージ2です。

T2.N0.M0
よって、ステージ2
が導き出されるわけです。
 T:がんの広がり
 N:所属リンパ節への広がり
 M:遠隔臓器への転移
(がん登録の世界では、TNM分類、と、呼びます)

ステージ2とは、左側欄のT2、上段欄のN0の交わった緑色のセルです。
がんの個数がわかりませんが、1個か2個もしくはもっと?但し1個の直径は5cm以下。問題は血管侵襲を伴うこと。これさえ無ければステージ1だったのに。
血管侵襲があると言うことは、TACEを勧められるのではないのでしょうか?カテーテルを入れて、がん細胞に抗癌剤を注入する治療法。これでがん細胞を死滅させよう!!

敵を知って頑張れ!おっちゃん!

(※転移と浸潤の違いは、テキストでは、飛行機「戦闘機」と戦車に例えられていた気がします。転移とは、がん細胞が身体の何処までも飛んでいく(飛行機に乗って)、浸潤とは、がん細胞が繋がった隣へ隣へと進んでいく(戦車に乗って)というイメージでとてもわかりやすかったです)

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